広島の熊野町のふでりんホールと呼ばれる会館に、広島県安芸郡熊野町立熊野中学校と、熊野東中学校の生徒さん、合計700名が集まって下さいました。
熊野町は、筆で有名な町で、すべての交渉は筆書きの手紙から始まるそうで、上手に書が書けない人はあらゆる面で困るので、幼いときから筆に親しんでおられるとのことです。
筆産業の城本社長さんのお話では、質のよい筆にふさわしい毛は、中国の高い山に住む山羊の、生まれてすぐに生えてくるあごの毛で、一生に一回しかとれないものだそうですが、年々手に入りにくくなっているとのことでした。