019

熊本の学校法人尚絅中学校を訪問した時の写真です。
ジョン万次郎が漂流中に助けられ、船長に育てられ、立派な青年に成長し、故郷日本を恋しく思うようになったとき、日本は鎖国中でした。万次郎はハワイに残した仲間を連れて一緒に帰国したいと思い、船を買うお金を稼ぐためにカリフォルニアの金鉱で働きました。その時、金鉱に金を堀りに来ていた労働者たちの歌う歌を聞いてすっかり憶えてしまったのが「オースザンナ」という題の歌で、無事日本に帰れたとき、日本の人たちにこの歌を伝え教えました。
尚絅中学校でその話をすると、アメリカ人の女性の先生が「私、少しなら歌えますよ。」と英語でおっしゃったので、お願いして歌っていただきました。拍手喝采でした。