吉田礼三はアメリカに戻っています。9月にはまた再び日本の小中学校を訪問する予定です。
画像は、ジョン万次郎が140日以上の漂流生活の後、アメリカの捕鯨船に助けられたところです。
お話を聞いた生徒たちの感想文をお読みください。

生徒たちの感想文

「今日はジョン万次郎のことを教えて下さり、有難うございます。私は、今日の話を聞いて、ジョン万次郎さんがいなかったら、今見たいな暮らしをしていないとおもいます。このようなことをおしえてもらい、ありがとうございました。」
(長狭学園5年A.Y.さん)

 

「今日はどうもありがとうございました。 ぼくは、ジョン万次郎という存在を今までしりませんでした。 なので、僕は、ジョン万次郎ってだれで、どういうことをした人なのかなという気持ちでいました。 でも吉田さんがとてもわかりやすく教えてくれたので、ジョン万次郎のことがよくわかりました。僕は、家の人や近所の人に伝えたいです。」
(蓮田南小学校A.S君)

 

「僕はジョン万次郎をゲームのキャラクターだと思っていました。 吉田さんが、ジョン万次郎は、日本で初めてアメリカに渡った人で、日本の開国のお手伝いをした人だと聞いてとてもおどろきました。 今日、ジョン万次郎のお話を聞いたときは、とても不思議におもいました。なぜなら、日本は鎖国中で外国にふれたら死刑にされてしまうのに、外国に行って勉強して、日本に帰ってきて開国に導き、ジョン万次郎がいなかったら永遠に鎖国だったかもしれないので、とても不思議でかっこいいと思いました。」
(蓮田南小学校A.M.君)

 

「僕はジョン万次郎の事は少し知っていました。でも今日のお話を聞いて、万次郎の事が沢山わかりました。僕は、万次郎が日本で始めてアメリカに行った人で、日本で初めて英語が使えた人だと判ってすごく驚きました。万次郎は英語を聞くとすぐに覚えたのがすごいと思います。また捕鯨船の副船長に若い年齢でなれたのもすごいと思います。万次郎がいた時代は、英語通訳者もいなくて、船もそんなに丈夫ではないし、天気予報もない大変な時代だったのに、アメリカに一人でついていって、そのあと日本帰ってきたのはすごいと思います。」
(蓮田南小学校D.S.君)

 

「私は、ジョン万次郎さんの事を初めて知りました。 ジョン万次郎さんはとても知恵のある人ということをしりました。 日本で初めて英語が使えた人なんてすごい人だとおもいました。 私は英語が苦手です。だけどジョン万次郎さんを見習って、沢山英語を勉強しようとおもいました。 吉田さんはとてもわかりやすく説明してくれました。きっとジョン万次郎さんをとても尊敬しているんだなあと伝わってきました。」
(蓮田南小学校Y.I.さん)

 

「私は今日の説明を聞いて、ジョン万次郎さんにあこがれました。 なぜかというと、どんな状況でもすごく勇ましいからです。 例えば、金を掘っているときに、外国の大人に出ていけといわれても一生懸命金をほっていたりしたからです。話できくとふつうのことのように聞こえますが、実際に私が言われたらと思うとすごく勇ましく感じました。また私たちが今英語を勉強していられるのは、ジョン万次郎のおかげだということも知りました。すごく有難く思いました。 今日はいろんなことを知ることができました。」
(蓮田南小学校M.K.さん)

 

「私はそんなに歴史のことはわかりません。でもジョン万次郎という人のことはよくわかりました。いろいろと教えてくれて有難うございます。 吉田さんはアメリカに住んでいますが、私は外国には行ったことがありません。 アメリカなんてちょっとこわいので、少し行きたくなかったけど、話しを聞いて少し行きたくなりました。もっといろんな人物のことを聞いたり知りたいとおもいます。 今日はすごい話をありがとうございました。」
(蓮田南小学校R.I.君)

 

「ジョン万次郎さんはすごいと思います。 一つ目は、助けてもらった船長にアメリカにつれていきたいと思われたことです。 当時、日本よりアメリカのほうがずいぶん発達しているはずなのに、たまたま救助した日本人少年に才能を感じとってもらえたというのはとてもすごいことだと思います。 二つ目に、お世話になった人のひきとめをふってでも日本に帰ろうと決意したことです。 そのままアメリカにいたほうが豊な生活が出来たかもしれないのに、自分の仲間のため、母のために日本に帰ろうとした万次郎はすばらしいと思います。 私のこれからに行かせるかどうかわかりませんが、ふとした選択や決意のとき、思い出そうと思います。 」
(熊野東中学校M.W.)

 

「今日はじめてジョン万次郎について詳しく学びました。 心に残ったことは、坂本龍馬の先生だったことです。日本を変えた人の先生だったと知り、すごく驚きました。 吉田さんは80歳代にしてはおとろえていなかったのですごいです。 吉田さんは江戸幕府の裏のことも話してくれたので面白かったです。 ちょっとだけ、ジョン万次郎のことを詳しく知りたくなってきました。」
(熊野東中学校 T.T.君)

 

「ジョン万次郎という名前を、たまにテレビなどで聞き、知ってはいました。流されてアメリカに行った人、程度の知識しかなかったので、どんなことをしたのかな?と楽しみにしていました。万次郎がくじらをみつけるのを手伝って、それを見込んだ船長が万次郎をアメリカに連れて行ったというのは結構びっくりしました。私は、万次郎は太平洋を漂って、その末に、アメリカまでながされたのだと思っていました。万次郎の話はとても勉強になりました。それと、万次郎の話のあとにした終戦前の日本、それとアメリカについての話が私にはとてもよかったです。日本では戦闘機の訓練がもうできなくなっていたというのも意外でした。本日は遠方からはるばるやってきていただき、ありがとうございました。」
(熊野東中学校R.O.さん)

 

「私はこの講演を聞いて、ジョン万次郎は日本とアメリカをつないだすごい人なんだと知りました。吉田さんが一人でずっと話すのではなくて、イラストをスクリーンに映したり、ホワイトボードを使ったりすることで、すごくわかりやすかったです。 そしてもうひとつ印象に残ったのは、吉田さん自身の話です。戦争の話などが聞けて、教科書で見るよりも良かったです。私は、この講演で学んだことを授業などで生かしていきたいなと思います。」
(熊野東中学校R.T.さん)

 

「吉田礼三先生、昨日は色々なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました。 私は今回の先生の講演をうかがうまで、ジョン万次郎さんのことをしりませんでした。 しかし今回、先生のお話をうかがい、ジョン万次郎さんに興味を持ちました。 私はチャンスを与えてもらっても、それを無駄にしてしまうことが多くありました。 何に積極的になるわけでもなく、中途半端に終わらせてしまうことがよくありました。 しかし今回、ジョン万次郎さんという人物の行き方を知り、チャンスがあれば、それを大切に、また前向きに向かい合うということで何かがみつかりそうな気がしました。」
(熊野東中学校R.N.さん)